※正確な診断は専門医の診察が必要です。
こんにちは。
アルコール依存症と診断され、
治療中のコツコツりすです。
コロナ禍で「家飲み」が増え、
女性にも「アルコール依存症」が増えているそうです。
女性は体質的に、お酒に弱く、早く依存症に進んでしまいます。
(大正健康ナビより)
私もストレスによるアルコール依存をしてしまいました。
お酒をやめたくても、自分ではやめられない状態が2年ほど続いていたため、
医療機関を受診しました。
夫や妻がアルコール依存症なのでは?
と悩んでいる方に向けて、
アルコール外来での先生の診断や治療方法、
夫にサポートしてもらった3つのこと、
自分の心境をご紹介したいと思います。
文末に、
・大塚製薬.jpさんの「アルコール依存症セルフチェック」
・全国の医療機関・相談機関検索
のリンクを貼ってありますので、ご活用ください。
- アルコール依存症とは?お酒好きとの違い
- なぜお酒の量をコントロールできなくなるの?
- 飲酒量の適量は?
- 医療機関を受診する
- アルコール依存症の診断ってどんなことするの?
- アルコール依存症の治療法
- 家族が気をつけること
- 断酒のために、夫がサポートしてくれたこと。
- 断酒成功中
- まとめ
アルコール依存症とは?お酒好きとの違い
アルコール依存症は、「お酒好き」とは何が違うのでしょうか?
アルコール外来の先生の話によると、
本人がお酒の量をコントロールできるかどうか、
が依存症の判断の分かれ目。
アルコール依存症は、本人も気づかないうちに進行してしまう病気です。
いくつか当てはる方は、コントロールできなくなっている初期症状の疑いがあります。
私は、吐くまで飲んだり、休日の昼間から飲むようになったり、家事ができなかったり、二日酔いで仕事を休んでしまったことがありました。
なぜお酒の量をコントロールできなくなるの?
依存症対策全国センターによると
↓
以前と同じ効果を得るために飲酒量が増える。
↓
次第に飲酒量をコントロールできなくなる。
↓
身体的、精神的、社会的問題が起こっても、飲み続けてしまう。
このように習慣的な多量飲酒により、
自分では飲酒量をコントロールできなくなる症状が
アルコール依存症です。
飲酒量の適量は?
多量飲酒といっても、どのくらい飲むと、”飲み過ぎ”なのでしょうか?
私は、日本酒を普段は300ml〜多い日で600mlくらい飲んでいました。
これは多いのでしょうか?
夫が、アルコール外来の先生に質問していました。
飲酒量の基準がわからないから、自分が止めた方がいい量なのか、止めなくてもいい量なのか、自信がない。
そんなことを悩ませていたなんて、申し訳ない。。
夫が日本酒の瓶を取り上げてしまう日もありました。
夫よ、その判断は正しいぞ。
一般成人男性の一日の「節度ある適度な飲酒」(厚生労働省推奨)
習慣的に↓下記以上の量を飲酒していると
「多量飲酒」に当たる可能性があります。
・ビール(5%)・・・500ml
・日本酒(15%)・・・180ml
・ワイン(12%)・・・200ml
・チューハイ(7%)・・・350ml
・ウイスキー(43%)・・・60ml
・焼酎(25%)・・・100ml
え、それくらい飲むでしょ?と思うような量ですよね。
「女性はさらに半分が目安」ということに驚愕ですが、↓女性はアルコールが体内で溜まりやすい体質(体の大きさ、水分量、ホルモンなどの関係で)になっていることを頭に入れておきましょう!
では、夫や妻がアルコール依存症の疑いがある場合、
どのような対応をしたらいいでしょうか?
医療機関を受診する
アルコール依存症の診断は専門医の診察が必要です。
「医療機関に繋がるとアルコール依存症の改善の確率が格段に上がる。」
と先生が言っていました。
専門医療機関や専門相談窓口などと相談しながら、
重症化する前に早期の治療を目指しましょう。
医療機関への受診を躊躇してしまう理由
私の場合はアルコール依存症の自覚があり、
医療機関への受診を希望していました。
ただ、受診していいかどうかに自信がありませんでした。
・自分でお酒をやめられないのは、ただの甘えなのではないか?
・もっと自分で努力しなくてはいけないのではないか?
という想いがあり、行動に移せないでいました。
ひどい飲み方を繰り返すうちに、夫が
・・・病院に行こう。
と言ってくれました。
他の人から「行った方がいい。」と言われないと、
行動できない心境があり、
言ってもらえて、内心ホッとしました。
ひとりで苦しみ続けるより、
医療機関を頼りながら治療する道があることを
知っていただけたらと思います。
医療機関に繋がるのはハードルが高い
そう言っておいてなんですが、
治療を希望しても、専門の医療機関に繋がるのは
ハードルが高いと感じました。
受け付けていない&たらい回しな感じに、
「どこも助けてくれない・・・」と心が折れてしまいました。
結局、夫が「紹介状が必要」と記載のあった大きい病院に電話して、
受診の予約を取ってくれました。心強い✨
自分で電話すると受診に対して自信がないので、あまり来て欲しくなさそうな気配を感じると引いてしまいます。家族が電話した方がいいかも。
アルコール依存症の診断ってどんなことするの?
初診はヒアリングをたっぷりするので、
所要時間は3時間くらいでした。
↓こんなことを聞かれます。
・どんな時に飲みたくなる?(イライラ、孤独感、空腹など)
・血縁でアルコール依存症の人がいた?
・血縁でアルコールが原因で病気になった人がいた?
・飲酒により、何が困っている?
・夫からみて、気になっていることは?
・治療は望む?なぜ望むのか。
できれば家族が同席して、本人の状況を伝えたり、気になることを質問した方がいいでしょう。
夫は、私が飲み始めは陽気だけれど、その後の気分の急激な落ち込みが気になると伝えてくれました。(一定量を越えると起こる症状)
アルコール依存症の治療法
アルコール依存症の治療は基本は「断酒」しかない。
とのこと。
とのことです。
家族が気をつけること
夫が治療にあたって、「妻に対して何か気をつけることはありますか?」と質問していました。
ということでした。
断酒のために、夫がサポートしてくれたこと。
①アルコール依存症の本を買ってくれた。
正しい知識を持つのは治療の第一歩。
アルコール依存症のわかりやすいマンガ本を買ってくれました。
ギャグ漫画テイストで、アルコール依存とタバコ依存を例に
依存行為について楽しく学べます。
まずは、ご家族にマンガ本で知識を入れてもらうのもいいと思います。
②ノンアル飲料とおつまみを買ってくれる。
夫は診断後から、私の空腹感を埋めるために、
ふんだんにノンアル飲料やおつまみを買ってくれます。
たくさん買ってくれることにより、
こんなに買ってあげているんだから、お酒に手を出さないでね!
というメッセージやプレッシャーを感じます。
③褒めてくれる。
夫はもともと、ちょっとのことで褒めてくれる人ですが、
今日もお酒飲まずに過ごせて、えらいっ!!
と毎日褒めてくれます。
断酒成功中
夫のサポートのおかげもあり、断酒を続けることができています。
ストレスを発散する「趣味」というものがなかったのですが、
リラックマとノンアル飲料のブログ記事を書くことを目標に
断酒を続けることができました!↓↓↓
まとめ
アルコール依存症の治療は、
私は薬を頼ることなく「断酒」をしているだけです。
断酒できたのは、夫のサポートと受診のプレッシャーのおかげ。
一人で「断酒」するのはどれほど難しいことか、と思います。
(今までできなかったし。)
ご自身で「やめたくてもやめられなくて自己嫌悪」で苦しんでいる方や、
ご家族がアルコール依存症の疑いがある方は、
症状が進行しないうちに医療機関に頼る方法もある
ということを知っていただけたらと思います。
もしよかったら、下記でチェックしてみてくださいね。
(私も受診のきっかけはこちらのセルフチェックでした。↓↓↓)
アルコール依存症の医療機関がものすごく少ないです。
こちらから、お住いの地域の医療機関・相談機関を検索できます。↓↓↓
最後までお読みいただき、ありがとうございます^^
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