上の特徴のガンコな雑草に悩まされ、
「なんなんだ、こいつは (╬ ꒪Д꒪)ノ」
と検索されたみなさま、
その雑草の名は、「ヨシ」です。
(アシともいう。)
こんにちは。コツコツりすです。
庭の草取りをしていたら、木の根かと思うものが出てきました!
この正体は、「ヨシ」
「ヨシ」は地下茎で繁殖する、駆除が困難な雑草のひとつです。
*放置するととんでもないことになります。
この記事では、
・ヨシの特徴
・ヨシの駆除方法
・ヨシの生態
・ヨシを放置することの危険性
をご紹介します。
この記事を読み終わった頃には、
「ヨシ」に庭を支配される恐怖に立ち向かうべく、
駆逐してやる!!!!
この庭から、一草残らず!!!
と志をともにできることでしょう。
ヨシの特長①笹のような葉
「ヨシ」は笹の葉に似ています。
↓細長く、尖っています。
↓茎から交互に葉が出ています。
ヨシの特長②木の根のような地下茎
ヨシは地下茎です。
はじめは木の根かと思いました。
↓掘り出した地下茎。
直径1〜2cmくらいの細い木の根のようです。
また、節があるので、竹だとも思いました。
でも、↓この雑草を取ろうと、掘って出てきた根なので、やはり雑草。
そこらじゅうから、ウンザリするほど・・・
「ヨシ」の厄介なところは、
地下深くに、横に這うように
根を張っていること。
掘っても、掘っても、根が続いていて、終わりが見えない絶望感・・・
途中でブチっと切れてしまうのも厄介。
↓やっと掘り出した地下茎。長さ1mほど。
ヨシの生態
この厄介な「ヨシ」。何者なのでしょうか?
・別名:葦(アシ)ともいう。
・日本書記にも出てくる古来からの在来種。
・イネ科の多年草(冬になっても枯れない。)。
・沼や河川などの湿地に大群生を作る。(ヨシ原)
・5〜10月にかけて成長。
・高さ2〜3mまで伸びる。(←やめてよ。)
・太い根(地下茎)があり、横に這って、節から芽を出し、増殖していく。(←迷惑)
・花期は8〜10月で穂が出る。(暗紫色〜黄褐色)
・植栽されており、日よけ(葦簀)、ヨシ屋根に活用。
ヨシを放置することの危険性
ヨシは根から他の植物の発生を抑制する成分を生成します。
ヨシが生えていると、最後にはヨシしか生えなくなる恐ろしい庭が出来上がります。
隣の家にヨシの根が伸びて、家庭菜園を枯らしたら大変💦
ヨシの駆除方法
根が残っていると、そこから繁殖するため、すべて根を取るのが理想。
↓茶色く枯れたと思った根でも新芽がグイグイ出てきます。
とはいえ、すべて取りきれるものではありません💦
そこで、
STEP1>今生えている「ヨシ」は除草剤で枯らします。
STEP2>再び芽が出るのを防止するため、防草シートを敷きます。
「ヨシ」は繁殖力が強いので、
通常の雑草と同じやり方では駆除できません。
おすすめ除草剤と防草シートをご紹介します。
根まで枯らす除草剤「サンフーロン」
葉から入って、根まで枯らすタイプの除草剤「サンフーロン」がおすすめです。
「サンフーロン」の使い方
①散布後、6時間は雨が降らない日に散布します。
雨が降ると、せっかく撒いた除草剤が流れてしまいます。
②草丈や葉が大きいほど効果を発揮するので、散布前に草刈りはしないこと。
ただし、草丈は30cm以下が適期。それ以上成長すると効果が劣ります。
メーカーさん曰く、草丈や葉がある程度大きくなる7〜9月の散布がおすすめとのこと。
①希釈液を作る。
一般的な雑草は100倍の希釈液ですが、「ヨシ」は濃いめの「50倍」に希釈します。(メーカー表記より)
水:1L に対し、サンフーロン:20ml・・・散布面積 20㎡/6坪
水:10Lに対し、サンフーロン:200ml・・・散布面積 200㎡/60坪
*ワンポイント*
先にサンフーロンを入れて混ぜると泡だらけになるので、水を散布容器に入れた後、サンフーロンを入れること。
②噴霧器で散布する。
噴霧器を使うと、細かい粒が葉にまんべんなく付くので、除草剤の効きが良くなります。
ジョウロでも代用できますが、粒が大きいので、葉から垂れてしまい、効果が薄く&除草剤がすぐになくなります。
噴霧器は安価なものもありますので、購入をおすすめします^^
③じっくり待つ。
「サンフーロン」は植物のアミノ酸生成を阻害し、餓死させることで、枯らします。
目に見える効果が現れるまで約7〜14日かかるため、再散布せずに、じっくり待ちましょう。
④再散布。
「サンフーロン」は、芽が出る前の雑草には効果がありません。
散布時に地中にいた芽が出てきたり、
大きく成長した「ヨシ」は生命力が強くなり、1度で枯れない場合があります。
その場合は、約2週間あけて、2〜3回散布します。
根気強く、駆逐 除草しましょう。
不織布の防草シート
「ヨシ」は、ヤリのように先端が尖った芽を出すため、
一般的な防草シートを突き抜けてきます。
そのため、不織布で密度の高いものを選びましょう。
おすすめは、「米国デュポン社製 ザバーン®️防草シート240」です。
「ザバーン®️240」や「ザバーン®️350」の数字は、繊維の量を表しています。
数字が大きいほど、雑草の抑制能力や耐久性が高いです。
耐用年数
・ザバーン®️240・・・約7〜13年
・ザバーン®️350・・・約10〜15年
※砂利などを敷き、紫外線に当てなければ、半永久的に劣化しません。
チガヤ、スギナ、ヨシなどの貫通力の高い雑草向けは「ザバーン®️240」と「ザバーン®️350」です。
「ザバーン®️136」は比較的小さな雑草向けなので、選ぶときに注意しましょう。
防草シートを敷く際に必要なもの
防草シートを敷く時は、下記が必要です。
ピン打ち。地面と防草シートを固定します。
↓シートの端部を固定します。
まとめ
「ヨシ」は繁殖力が強いので、
通常の雑草と同じやり方では駆除できない。
根まで枯らすタイプのおすすめ除草剤は「サンフーロン」↓↓↓
高強度・高耐久の防草シートは「ザバーン®️240」↓↓↓
高機能だけあって、お値段はしますが、
砂利を敷くことで張り替え不要になるので、
張り替えの手間と費用を考えたら、トータルは費用を抑えられますよ。
「ヨシ」に悩まされている皆様と、
駆逐してやる!!
と志をともにできたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます^^
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